代々木ゼミナールや東進ハイスクールといった全国的に有名なところだけでなく、地元の塾などと比較しても圧倒的に安いスタサプ。
向いていそうならまずは使ってみてください。
既にスクールなどに通っていても、第1の選択肢となりうるポテンシャルがありますので、改めて検討する価値はあります。
【5パターン】スタサプに向いている中学生
1.自分で勉強を進めることができる
スタサプでは小4~高3まですべての授業動画がまとめて提供されていて、自分で必要なものを選んで学習していくことになります。
一週間の学習を「今週のミッション」で提案してくれますが、それでも授業映像を見て学んで、復習してという一連の流れを自分でこなしていく必要があります。
例えるなら「ものすごく沢山の食材がテーブルに置いてあって、好きなものを自由に使って料理してください」というもの。
料理できない人からすると、食材だけあっても何をどうすれば良いかわからないですよね?
それとは反対に、料理ができる人からすれば、いつもより高級な料理を作ってみたり、デザートも作ってみたりと自分なりに色々とアレンジできます。
自分で勉強が進められる、勉強の仕方がわかっている子供にとって、小4~高3まですべての授業動画が見られるということは大きな魅力です。
苦手な分野は少し前の学年に戻って確認することもできますし、興味を持った分野は一歩先の勉強をすることができます。
興味を持ったら深く知りたくもなります。
深く知るなら中学レベルより、高校レベルの方がずっと面白いです。
勉強の進め方がわからない子供が使う場合は、任せっきりにせず、親がサポートして補ってあげましょう。
2.塾も家庭教師も合わない(合わなかった)
塾や家庭教師それぞれに強みがあります。
ただどんなに有名な塾や先生でも本人に合う合わないは別の話。
まさに私の例になりますが、塾で自分が当てられる順番が近づいてくるとドキドキして全く授業に集中できないし、身についたのは当てられそうな問題を予想する力だけ。
家庭教師もずっと隣で見られているのが気になったり、考えるのをあきらめて答えをすぐに求めたり。
このような状況なら続けても効果は薄いです。(←本人もわかっているはず)
こういうタイプはスタサプの映像授業を試してみても良いのでは。
受験の追い込み時期になる前までに、本人にあった学習方法を見つけておくことは大切です。
3.地元の高校を目指している
スタサプの高校合格実績をみると「開成」「灘」「筑波大学附属駒場」など全国でも超難関校と呼ばれる学校が載っています。
利用者数が多いので勿論スタサプだけで合格する人もいると思いますが、全国レベルの超難関校はやはり専門の塾などに通うべきでしょう。(合格実績の中には塾の補助教材としてスタサプ使っていた人も含まれていると思います。)
そうではなく、地元の高校(県内難関校含め)を目指している多くの子供にとってスタサプは必要十分です。
授業は全国の公立高校で用いられる教科書に基づいて作成されています。
映像授業は5教科ですが、演習問題は実技を含めた9教科に対応していて、定期テスト対策も万全。
内申点もしっかり狙っていけます。
さらに、47都道府県別に出題傾向を分析して入試に出る問題を集めてくれた受験対策講座もあり(←これもベーシックコースに含まれています)、まさに至れり尽くせり。
4.部活動に集中したい
以前とは違って、中学生(小学生でも?)なら塾に行くのは当たり前。
(先生による違いはあると思いますが)学校の授業も、すでに学習している前提で進んでいるのではと思うほどです。
本人が望んでいるなら毎日塾通いも良いと思いますが、本当は部活動に集中したいけど周りの皆が塾に通っているからという消極的理由だと時間と労力が勿体ないです。
中学校の3年間は1度しかないので、その時しかできないことを経験すべき。
それが部活動であっても、勉強であっても同じで中途半端が一番ダメです。
スタサプの授業動画は平均5分。
要点をギュッとまとめてくれているので、部活動でまとまった勉強時間が確保できない人にこそハマります。
勉強だけやっている人に比べると大変なのは間違いないけど、そこは上手くスタサプを使いこなして、あとは部活動で培った集中力があれば十分戦えるはず。
5.地方や郊外に住んでいる
大手予備校や有名な講師は都市部に集中しているので、地方に住んでいるだけで圧倒的に不利です。
また地元の塾も、有名どころは街の方に集まっているので、郊外に住んでいる人は通うための時間と労力が必要となり、これまた圧倒的なハンデを背負うことになります。
これらの教育格差の是正にスタサプは大きな役割を果たします。
スタサプを使うことで全国のどこに住んでいても厳選されたプロ講師の神授業が受けられます、しかも圧倒的な低価格で。
住んでいる場所で子供がハンデを背負うというのはやりきれないし、せめて同じ土俵で勝負させたいと思いませんか。
【まとめ】スタサプに向いている中学生
スタサプ
によって住んでいる場所や経済による教育格差が無くなることは良いことですが、全体のレベルが底上げされて競争が激化するという面もあると思います。
今回スタサプの利用が向いている人に関する記事を書きました。
「自分で勉強を進めることができる」「塾も家庭教師も合わない」「地元の高校を目指している」「部活動に集中したい」「地方や郊外に住んでいる」という人は、選択肢としてスタサプをおススメしますが、塾も家庭教師も向いていないから何もしないという選択肢はほぼありません。
何もしないで呑気に構えていると、情報も入らず、気付いたときには手遅れとなりかねません。
早い段階で勉強のやり方、自分に合う教材・スクールを見つけてください。
おまけ
スタサプにスマホやタブレットを使う場合、ついつい関係ない動画見てしまったりと脱線してしまうことが良くあります。
そういうときはスマホやタブレットとリビングのテレビを接続して、親の目が届くところで勉強させる方法をおススメします。特に学年が低いうちは。
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