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理系学部生必見!総合・推薦型選抜合格者が大学入学までにやるべき勉強

総合型選抜や学校推薦型選抜で早くに合格して、勉強から解放されている人も多いと思います。

一般選抜で受験する生徒を尻目に自由な時間を満喫する一方で、このままではいけないと気付いている人もいるのではないでしょうか。

大学合格はゴールではないし、大学は皆さんに遊んでもらうために早期合格させたのではありません。

一般選抜合格者より長い自由時間をアドバンテージにできるかはあなた次第。

この記事では理系学部に早期合格した受験生に向けて、入学までに勉強してほしいことなどを書いています。

大学入学までの時間の使い方で同級生と圧倒的な差が生まれる

「総合型選抜や学校推薦型選抜で早くに合格して入学まで何もしていない人」と「一般選抜で合格した人」どちらが入学時の学力が高いか。

一般的に総合型選抜は少し学力が落ちるかもしれませんが、学校推薦型選抜は一般選抜の受験生より、出願時の基礎学力は高いと思われます。

出願時の基礎学力 
学校推薦型選抜 > 一般選抜 => 総合型選抜

しかし、早くに合格を決めてバイトや遊びに明け暮れていると、その間死に物狂いで勉強している一般選抜の受験生に逆転されることは間違いないです。

大学によっては入学前学習課題などを出すところもありますが、与えられた課題をこなすだけでは不十分。

講義中の小テスト、周りの人はスラスラ解けているのに全くわからない…という状態になってしまう可能性もあります。

そうなると挽回は難しいです。

入学時の学力(合格後に勉強しなかった場合
一般選抜 >>> 学校推薦型選抜 >総合型選抜

特に総合型選抜は早めに合格が決まることが多いと思います。

時間を有効に使って入学を迎えましょう!

理系学部合格者は大学入学までに何をすべきか

では具体的に理系学部合格者は入学までの期間に何を勉強すべきなのか。

やはり基本は「数学」になります。

数学は積み重ねなので苦手分野をそのままにせず、高校で学んだ範囲を一通り復習しておきましょう。

その上で、特に重要なのが「微分積分」

高校レベルが理解できていないと、大学の授業についていくのが大変です。

それと「線形代数」に繋がる「ベクトル」や「複素数」(+新課程では学びませんが「行列」)も強化しておけば、理解が早くなります。

工学部に限らず、理学部や情報学部など大部分の理系学部では「微分積分」と「線形代数」が必須スキル

「微分積分」「線形代数(ベクトル・複素数)」のおススメ参考書など

ある程度高校の授業全般が理解できているなら、今まで使ってきた参考書や問題集で良いと思います。

小論文や面接対策のみで受験用の勉強をしていない場合、苦手な分野があったり、完全な自習が不安な場合はスタサプなどの動画教材を使うのも良いでしょう。

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月額2,178円なので、2か月集中して取り組めば5,000円以下。

高校時代に使い慣れていた人も多いと思うチャート式。「微分積分」もあります。
自分のレベルに合わせて選ぶことができます。

線形代数のおススメの本としてよく紹介されているものです。

安定のチャート式。「線形代数」もあります。

1年次(一般教養)の成績が研究室配属にも影響する

「微分積分」「線形代数」は理系学部のほとんどで1年次の必修科目です。

大学入学して暫くは数学だけでなく、英語や情報、その他教養科目を多く履修する必要があって、時間がありません。

クォーター制をとっている大学なら2か月ごとにテストです。

既にわかっていると思いますが、数学は積み重ねの科目なので、一朝一夕には成績が上がりません。

だからこそ、入学時までに学力をしっかり上げておくことが大切なのです。

一般教養だから(専門科目じゃないから)、ギリギリで合格できれば良いと思っているかもしれませんが、全ての成績が色々なところ(奨学金、ゼミ、研究室、大学院など)に影響してきます。

私の大学は研究室配属の希望が重なれば話合いで決めることになっていました。しかし、当然話合いで決まるはずもなく、成績で決定することになりました。
私はギリギリ希望の研究室に入ることができましたが、研究室(研究内容)で将来が大きく変わることになるので、超重要ポイントです。

まとめ

総合型選抜や学校推薦型選抜で早くに合格したのなら、一般選抜の受験生より入学までの時間があります。

この時間に、理系学部合格者であれば、高校で学んだ数学(特に「微分積分」)をしっかり復習することで大学での学習の理解が早く・深くなります。

大学1年生からの成績が研究室配属などに関わってくるので、一番時間のある今を有効に使って、スタートダッシュをかけましょう。

入学までの時間をアドバンテージにできるかどうかはあなた次第です。

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