シエンタに限らず新車購入の際にディーラーは色々なオプションを勧めてきます。
フロアマットやサイドバイザーなど、多くの人が付けているようなオプションだと言われるがままになっていませんか?
社外品には安くて良いものが沢山あります。
メンテナンスパックやコーティングの金額は妥当でしょうか?
最終的にディーラーでお勧めしてくれたものを選ぶとしても、事前に知っていれば後悔はありません。
【注文後は変更不可】メーカーオプションは事前に確定させてから交渉すべし
メーカーオプションは車体製造時に取りつけられるオプションで、注文後は変更できません。
なので特に慎重に決定する必要があります。
メーカーオプションも価格交渉の材料となるので、その場でオプションの追加や削除の話がでてきます。
勢いで、余計なものをつけたり必要なものを削ったりしないように、事前に決めておきましょう。
メーカーオプションは変更できません。
後方ドライブレコーダー
新型シエンタのZ・Gグレードは前方ドライブレコーダーは標準装備となっています。
ドライブレコーダーが付いてなければ迷わず社外品ですが、前方だけ付けてるところがトヨタの上手いところ。
後方もセットにしてまとめたくなりますよね~。
前後映像がディスプレイオーディオで見られる点も純正ならでは。
後方ドライブレコーダーは追加で31,900円。
それほど金額も高くなかったので、あまり迷わず選択しましたが、解像度と画角はイマイチだということが後々判明しました。
推奨される性能は「200万画素以上、視野角は108度以上」、シエンタオプション後方カメラ「130万画素、62度」
ちょっと心配になりますね。
社外品の後方専用なら15,000円(工賃込みで20,000円)程度で、より高性能なものが手に入ります。
メーカーオプションなので注文後は変更できませんが、純正で良かったのか確信が持てません…
ケンウッド ドライブレコーダー DRV-R530
「300万画素、視野角117度、駐車録画もできる」性能十分で約15,000円。
コムテック ミラー型ドライブレコーダー ZDR048 デジタルインナーミラー機能搭載
デジタルインナーミラーも良さそう。
こちらは前後付きのもの。
「前後とも200万画素、視野135度」30,000円ちょっと超えるくらいです。
【注文後も変更可】ディーラーオプションは余計なものをつけてしまいがち
ディーラーオプションは大きな値引きが引き出せるので、メーカーオプション以上に勢いで不要なものをつけてしまいがち。
車購入した後では追加値引きは期待できませんが、新車納品まで時間があるので色々考えてしまいます。
ディーラーさんに確認すると、ディーラーオプションについては最終確認のタイミングで変更も可能らしい。
ので、もし冷静になって考えて、変更したいものが出てくれば後悔しないためにもお願いしてみましょう。
フロアマット
純正のフロアマット(ベーシックタイプ)は2列シート車用24,750円、3列シート車用33,000円です。
フロアマットに「sienta」マークが欲しい!ということが無ければ、社外品を一度見てください。
安いもの、品質の良いもの、デザインも色々あります。
私は純正より社外品の方を断然おススメします。
FJ CRAFT
フロアマットを調べると必ずと言って良いほど紹介されている会社です。
色々な方が紹介している動画を見ると質感も良さそうだし、無料で色々な個所の色変更などもできます。
シエンタ専用設計もあって、しかも純正より安い!
HOT FIELD
ここの会社も良く出てきます。
ここも当然シエンタ専用設計があって、ウッド調フロアマットなど個性的な商品も魅力。
純正より断然安いです!
サイドバイザー
純正サイドバイザーは25,300円
サイドバイザーは新車購入時にしか付けられないかと思って付けるべきか結構悩みましたが、普通にネットで売ってるじゃん!
特別なこだわりがなければ半額程度で後付け可能です。
付けるとしてもこれで十分じゃない?
コーティング
結構値引きしてくれるので、ついついお願いしてしまうコーティングですが、冷静に調べてみると一般的なコーティングに比べて高額に設定されていることがわかります。
コーティングは技術力の差によるところが大きいようで、ディーラーコーティングは専門店に比べると見劣りします。
私がお願いしたのは3つあるメニューのうち、真ん中のもの。
ガラス系被膜で価格は66,000円。
一方カーコーティングで人気のあるクリスタルキーパーなら20,000円程度。
ディーラーコーティングは納車時に完成していることや割引がメリットになりますが、ネットで探せば良いものが沢山ありますよ。
メンテナンスパック
メンテナンスパックも大きな割引が提示されやすいので、流れで追加してしまうオプションだと思います。
販売店によってパック内容は変わりますが、6か月ごとの点検とエンジンオイルやオイルフィルター交換の費用が含まれた料金になっています。
6か月ごとの点検なんか行かない!と思っていましたが、トヨタHPを見ると新車保障を有効にするためにはディーラーで定期的に点検していたほうが良さそうです。
お客様にお守りいただく事項
お客様のおクルマが、メンテナンスノートに示す点検・整備がなされ、取扱書等にしたがった正しい使用・お手入れがなされた自動車である場合に、保証いたします。従いまして、次の事項を必ずお守りいただくようお願いいたします。守られていない場合は、保証修理をお断りすることがありますので、ご承知おきください。トヨタ アフターサービス | 保証 | メーカー保証について | 一般保証 | トヨタ自動車WEBサイト (toyota.jp)
- 取扱書などに示す取扱方法に従った正しい使用・お手入れ。
- 法令で定められた点検・整備(日常点検を含む)およびトヨタが指定する点検・整備の実施。
- 定期点検・整備の実施を記録したメンテナンスノートまたはその他の定期点検記録簿の保持。
- メンテナンスノートおよび取扱書に示す定期交換部品の指定どおりの交換。
だからといって、メンテナンスパックに入った方が良いとは言えません。
新車を買った後の1か月・6か月点検はそもそも無料。
新車保障のために受ける必要があるのは12か月点検と車検になります。
例えば、トヨタモビリティ神奈川のメンテナンスパック36(Sクラス:シエンタなど)だと、「価格は87,100円で通常価格(129,460円)よりも42,360円おトク!」となっています。
確かにお得なのは間違いないのですが、気になるのがその内容。
メンテナンスパック | トヨタモビリティ神奈川 (toyota-mobility-kanagawa.jp)
12か月法定点検・車検に加えて半年ごとの任意点検も含まれています。
さらにオイルフィルターやフロントワイパーゴム交換などてんこ盛り。
年間走行距離が数万キロになるようなら必要かもしれませんが、1万キロも走らない人にとっては過剰かな。
もちろんしないより、した方が良いのは間違いないですが、費用対効果を考えると…?
メンテナンスパック36だと「12か月点検、18か月点検、24か月点検、30か月点検、36か月目の車検基本料金+オイル交換など」が含まれています。
都度検査に行くと、12か月の法定点検15,070円×2回+車検基本料金45,100円で75,240円。
オイル交換などを追加しても寧ろ安くなります。
それに加えて、頻繁に点検に行くということは、それだけ色々と営業される機会が増えるということ。
点検してもらって交換を勧められたら、なかなか断れないですよね。
後悔しがちなシエンタオプションまとめ
新車を購入するとき、いくつかディーラーを回って少しでも安いところで買いたいですよね。
ディーラー間の価格競争も重要ですが、つける必要のないオプションにお金を払っていないか、社外品で代用できないのか、事前に知って調べておくことも重要です。
社外品で代用した方がディーラーで1万円安くしてもらうより簡単に安くなったりもします。
ディーラーとの関係性もありますので最終的に提案を受けることもあると思いますが、後になって「社外品ならこんなデザインがあって、金額も安く買えたんだ…」という後悔をしないために、冷静に準備をして臨みましょう。
動き出すと一気に進みます!
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