PR

入浴時のヒートショック対策に最適|おすすめ脱衣所ヒーター3選

3つの候補のうち、総合的に判断したオススメ1位は
パナソニック セラミックファンヒーター DS-FS1200

冬の寒い季節、高齢者や心臓に不安がある方にとって、入浴時の急激な温度変化によるヒートショックは大きなリスクとなります。

消費者庁が令和4年12月に発表した調査によると、交通事故の2倍以上にあたる約5000人の高齢者が風呂場で溺れて亡くなっています。

また高齢者以外でも相当数亡くなっていますので、若い人でも注意が必要です。

ヒートショックの大きな原因になる浴室・脱衣所での急激な温度変化は、ヒーターを置くだけで対策が可能です。

本記事では、入浴時のヒートショック対策に最適なヒーターの選び方と、使用時のポイントについて詳しく解説します。

ヒートショックとは?

ヒートショックは、急激な温度変化により血圧が急上昇または急降下し、血管が収縮することによって引き起こされます。

例えば、冷えた部屋から暖かい浴室に入ったとき、または反対に暖かい浴槽から冷えた空気に触れた際などです。

この温度差により、心臓に負担がかかり、最悪の場合は心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあります。

ヒートショックを防ぐための対策

ヒートショックを予防するためには、以下のような方法があります。

  1. 入浴前に浴室や脱衣所を暖めておく
  2. 食事や飲酒の直後は入浴を控える
  3. 入浴前に水分補給する
  4. 湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする

この中でも特に重要なのは、「入浴前に浴室や脱衣所を暖めておく」ことです。

温度差をなくすためにヒーターを使用することで、入浴前後の温度差を緩和することができます。



脱衣所ヒーターを選んだポイント

脱衣所には衣服やタオルなど燃えやすいものが多くあります。

しかも狭い空間なので、知らない間に熱源部分に衣服が触れていて…となる可能性が考えられます。

このことから、床に置くタイプについては熱くなる電気ストーブなどは除外。

湿度が高く、(特に床置きのものは)濡れる可能性もあるので防水機能、倒れる可能性があるので転倒時スイッチオフ機能があるもの。

それに加えて、聞いたことの無いようなメーカー商品は除外しました。

また、ちゃんとしたものを設置するには5万円以上かかってきますが、まずは気軽に試せるもの

消し忘れに備えて自動オフ機能、ランニングコスト

それら複合的な観点からベストな脱衣所用ヒーターを選びました。

脱衣所用のベストバイヒーター

脱衣所のヒーターは置き場所によって「床置きタイプ」「壁掛けタイプ」に分けられます。

床置きタイプは「安価なものが多い」「持ち運び可能なので脱衣所以外にも使える」といったメリットがあります。

一方で、脱衣所で使う場合は衣服やタオルなど燃えやすいものが多いので「火災への対策」、濡れる可能性があるので「防水性能」なども必要です。

床置きタイプのベストは「パナソニック セラミックファンヒーター DS-FS1200」

基本的な情報

・販売価格は8,000円ちょっと
・防滴仕様 IEC規格IPX1
・1~5時間タイマー搭載
・二重安全転倒OFFスイッチ
・本体サイズ:幅28.0×高さ31.5×奥行13.5cm
・本体重さ:2.6kg
・消費電力:温風「強」1170/1120W(50/60Hz)、温風「弱」:640/615W(50/60Hz)

セラミックヒーターなので、電気ストーブなどと比べて安全性は高め。

「IPX1」なので防水レベルとしては低いですが、このレベルがあるだけでも貴重。

「二重安全転倒OFFスイッチ」は転倒で自動オフになれば、通電後に勝手に復旧しないというもの。
なので、停電復旧後に自動通電から火事に繋がる危険性がありません。

「音が大きい」「壊れやすい」というネガティブな意見もありますが、多くは「すぐに暖かくなる」「パワフル」と高評価です。

壁掛けタイプのベストは「山善 大風量 セラミックヒーター 壁掛タイプ DFX-RK121」

壁掛けタイプは「脱衣所が広く使える」「燃え移って火事になる可能性が低い」「風が出るものはドライヤー代わりになる」といったメリットがあります。

一方で、ある程度パワーがないと足元まで温まらないこと、壁にねじ止めする必要があることなどが気になるところです。

基本的な情報

・販売価格は10,000円程度
・切タイマー:1/2/4/6h
・本体サイズ:幅28×高さ35×奥行11cm
・本体重さ:3.1kg
・消費電力:温風(強)1200/1100W(50W/60W)、送風(強)90/80W(50W/60W)
・運転切替:600/1200W(50Hz)
・リモコン(本体マイコン式)

床置きタイプと同価格の壁掛けタイプヒーター。

地震による落下に備えてしっかりと固定する必要がありますが、床置きタイプより衣服やタオルなどに燃え移る危険性が少ないので個人的には壁掛けタイプがお勧めです。

しっかりとした国内メーカーで、タイマー、運転切替、送風モードまであって、機能は必要十分です。

「音が大きい」「温風が出るまでに時間がかかる」「温まらない」というネガティブな意見もありますが、「パワフルな風量」「デザインが良い」など多くが肯定的な意見です。

ただ、壁掛けタイプは高い位置に置くため、足元は温まりにくいです。

この機種も例外ではなく、寒くない地域であれば効果は十分感じられますが、雪の積もるような地域では少し心もとないかもしれません。

【寒い地域or予算に余裕があれば】「高須産業(TSK) 涼風暖房機 SDG-1200GSM」

少し高くなりますが、壁掛けタイプのグラファイトヒーターです。

すぐに温まるし、温かさも文句なし。

寒い地域に住んでいる方や予算に余裕があって、壁掛けタイプを選ぶなら、こちらを選択しておきたいです。

・販売価格は35,000円程度
・ヒーター方式:グラファイトヒーター
・1~3時間タイマー搭載
・本体サイズ:幅52.5×高さ20.4×奥行13cm
・本体重量:3.5kg
・消費電力(50/60Hz):【強運転時】暖房600/1200W、涼風=20/22W、【弱運転時】暖房600/1200W、涼風=15/15W

「リモコンが使いづらい」「風向調整ができない」と言った声がありますが、「温かさ」や「すぐに温まる」などヒーターとしての能力は非常に高く評価されています。

結論

ヒートショックを防ぐためには、脱衣所の温度管理が重要です。

そのための最適な方法が、脱衣所ヒーターの設置です。


1万円程度で購入できる物も多く、手軽に導入することができます。

これらのヒーターを使用することで、寒い冬でも安心して入浴を楽しむことができます。

ぜひ、入浴時のヒートショック対策として、脱衣所ヒーターの導入を検討してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました