※この記事は、過去に公開していた「LEDバックランプ比較」と「明るいバックランプ3選」の2記事を統合し、2025年版として最新版にアップデートしたものです。
この記事一つでLEDバックランプの選び方からおすすめモデル比較、実際の評価まで網羅できます。
夜間バック駐車で「見えない怖さ」をゼロにするために
夜間や暗い駐車場でバック駐車をする時、後方が見えずにヒヤリとする経験はありませんか?
純正のバックランプでは明るさが足りず、接触アラームが鳴る・車庫入れに自信が持てない、そんな声が多くあります。
そこで今注目されているのが、LEDバックランプです。
中でも「爆光」「車検対応」をうたうモデルが増えており、実用性と安心感を兼ね備えたものが選ばれています。
しかし、実際の明るさは「lm(ルーメン)」表記が主流であり、広告上の“明るさ”と体感の差や選定基準を知らずに買うと失敗しやすいです。
そこで本記事では、VELENO・HID屋・fcl. の3社製品を「明るさ順」でランキング形式に比較しつつ、選び方の基準も交えて解説します。

最終結論:私はHID屋のバックランプを買いました!
失敗しないLEDバックランプ選び 5つのポイント
スペックだけで選ぶと「数字ほど明るく感じない」という失敗や、「すぐに切れた」といった耐久性の問題が起こりがちです。
後悔のない製品選びのために、購入前に必ず以下の5つのポイントをチェックしておきましょう。
① lm(ルーメン)だけでなく、配光(レンズ設計)を見る
LEDバックランプの明るさを示す単位には「lm(ルーメン)」と「lx(ルクス)」の2種類があり、これを理解しておくことが重要です。
- lm(ルーメン): 光の総量を示す単位です。カタログスペックで最も多く使われています。
- lx(ルクス): 照射された場所の明るさを示す単位です。実測値としてメーカーがアピールする際に使われます。
ルーメンの数値が大きくても、光が一点に集中する設計(スポット光)だと、バックカメラには白飛びして映るだけで、広範囲を見渡すことができません。
逆に、光を全方向に拡散させる「配光設計」が優れている製品は、数字(lm)以上に後方を均一に照らし、バックカメラや肉眼で格段に見やすくなります。
LEDバックランプ、11990lx爆光ヘッドライト級 特注LEDチップ57基搭載6500K、車検対応・2年保証 T16 2個セット | HID屋 公式ショップ 車ライトの専門通販サイト
② 「車検対応」モデルか、光量・色を必ず確認
どんなに明るい製品でも、車検(保安基準)に通らなければ公道で使用できません。
明るすぎても、光が拡散しすぎても、「他の交通を妨げる」として車検不適合になるケースがあります。
特に注意すべきは以下の2点です。
- 色: 後退灯の色は「白色」と定められています。LEDの色温度は6000K~6500K(ケルビン)程度の製品を選べば、検査員に「白」と判断されて安心です。
- 光量: 明るさには上限・下限の両方の基準があります。曖昧な基準で判断を迷う必要はありません。必ず「車検対応」「保安基準適合」と明記され、実績のあるメーカーの製品を選びましょう。

【知っておきたい豆知識】
車検の基準となる「光度」は5000cd(カンデラ)以下と定められています。
LEDバックランプの明るさは「ルーメン」や「ルクス」で表記されることが多いため、単純比較はできません。
メーカーが「車検対応」と記載しているか、また、口コミで「白飛びしない」「光が眩しすぎない」といった評価があるかを確認するのが最も確実です。
③ 放熱設計やファンの有無から耐久性を判断
高性能なLEDチップは、明るく光る分、大きな熱を発生させます。
この熱を適切に逃がせないと、LEDチップや内部回路が劣化し、わずか1年程度で点灯しなくなったり、片側だけ切れたりする原因となります。
実際、高評価モデルでも耐久性に関するネガティブな口コミが少なくありません。
- 放熱対策のチェック: アルミヒートシンク(放熱板)や、銅基板など、熱を逃がすための設計がされているかを確認しましょう。
- 保証期間: 特に明るさを追求した「爆光」モデルは、熱対策に自信があるメーカーほど保証期間を長く設定する傾向があります。1年保証以上、できれば2年保証のモデルを選ぶと安心です。
④ 口コミで「バックカメラの見やすさ」をチェック
スペック上の明るさlmやlxはあくまで目安です。実際に製品を装着した後の「バックカメラの映像がどう見えるか」が、日々の満足度に直結します。
- 見るべき点: 口コミで「白飛びしない」「夜間でも昼間のように見える」「駐車場の白線がはっきり映る」といった、具体的な視認性に関する評価をチェックしましょう。
- 実用性: 爆光を謳うモデルでも、特定の車種やカメラとの相性で期待した効果が得られないこともあります。多くのユーザーが「見やすくなった」と評価しているモデルを選ぶのが最も確実です。
⑤車種に合ったバルブ(形状)を選ぶ
バルブは色々な種類(「T16」「T20」「S25」など)がありますが、現在の国産車ではT16が多く使われています。
適合は車の説明書に書いていますし、「車種別適合表」でググるとすぐに確認できます。
バルブの適合についても確認が必要ということを購入時には思い出してください。
夜間安心!明るいLEDバックランプ3社を比較
「夜間バック駐車の安心感をアップしたいなら、明るさと信頼性が重要です。2025年現在、特におすすめのLEDバックランプは以下の3社です:
- HID屋:最強クラスの明るさ、長期保証
- VELENO:点灯遅延機能
- fcl.:2色切り替えバックランプ
明るさ・保証・実績の総合力で選ぶなら、HID屋が最も安心の選択です。」
比較表で一目瞭然!爆光3モデルの性能をチェック
| 順位 | メーカー | 表記 l m (ルーメン) | 明るさ純正との比較 | 定価 (実勢価格:R7.10) | 保証など | 特徴ポイント |
| 1位 | HID屋 | 約5,800 lm | 純正の 21倍 | 6,900円 (6,900円) | 2年保証 | 最強クラスの明るさ、長期保証 |
| 2位 | VELENO | 約5,800lm | 純正の11.5倍 | 9, 350円 (7,980円) | 1年保証 | 点灯遅延機能付きあり |
| 3位 | fcl. | 約5,400 lm | 純正の13.5倍 | 7,480円 (6,732円) | 1年保証 | 2色切り替え機能付きあり |
※注意:lm(ルーメン)は光の総量であり、実用的な明るさは配光やレンズ設計にも左右されます。
1:HID屋 LEDバックランプ|特徴・セールスポイント
・明るさを強くアピールしているモデルが多く、例えば “11990lx(ルクス)” を謳うモデルもあります。
HID屋のLEDバックランプはlx(ルクス)で表示されています。他メーカーとの比較のために、問い合わせメールでlm(ルーメン)確認しました。
参考になれば。9100lx=約5000lm、11080lx=約5400lm、11990lx=約5800lm
・保証期間が延長されて、2025年3月以降に購入した商品は2年保証になりました。
・全ての商品が10%OFFでご購入できる「HID屋の日」など、セールが多くあり、タイミングを合わせて購入すれば結構安く購入できます。
2:VELENO LEDバックランプ|特徴・セールスポイント
・“点灯遅延機能”(シフトチェンジの際の一瞬のフラッシュ点灯を防ぐ)という付加機能を搭載したモデルを出しており、これをセールスポイントにしています。
・明るさも比較的強めで、HID屋と同等の5800lmモデルもあります。
3:fcl. LEDバックランプ|特徴・セールスポイント
・付加機能として、最近「2色切り替えバックランプ(バック時にホワイト、普段はテールとしてレッド点灯可能)」という製品も出しています。
・fcl. は元々 LED/HID ライト系パーツを扱う老舗系ブランドとして認知度と販売網があり、ユーザーサポート基盤も比較的しっかりしているという評価が見られます。
>>>fcl.ハイパワーバックランプ(5400lm)を見てみる
気になる口コミをピックアップ
3社のどの商品もアマゾンのカスタマーレビューは4.0以上の高評価です。
レビューを見る限り「明るさ」についてはどのメーカーも問題なしと考えて良さそうです。
むっちゃ明るい。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: HID屋 T16 11990lx(ルクス) LED バックランプ 爆光 シングル 後退灯 12V 車用 車検対応 ホワイト 6500K 2個セット
車庫入れが楽です。
リピートでもう1台にもと2個目の購入です。
Amazon | VELENO LED バックランプ T16 実測値 5800lm 6500k 爆光 純正同様の配光 無極性 車検対応 ハイブリッド車 対応 白 ホワイト 遅延機能搭載 特許技術 ヘッドライトクラス 後付け 2球セット 12v | 汎用バルブ | 車&バイク
夜のシフトチェンジでDレンジへ入れる際にピカっと光らないのがやっぱりいいですね。
明るさは最高です!
名前の通りとても明るいです
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: fcl.(エフシーエル) T16 T15 LED バックランプ 白 6500K 車検対応 無極性 長寿命 爆放熱 12V 車専用 2個セット 5400lm ハイエース200系 ライズ シビック rav4 エブリィ da17w セレナ c27
バックする時の視界が最高です
ネガティブな口コミ
数は少ないもののネガティブな口コミもあります。
内容の多くは耐久性に関するもの。
信頼のあるメーカーの商品であっても、やはり一定の割合で不良品に当たることがあるようです。
ごく短期で壊れるものもあれば、1年たって壊れるものも。
安い買い物ではないので、HID屋の2年保証は大きい!
とても明るく気に入っていたのですが、4ヶ月ほどで片側が点かなくなりました。
高いので期待したが残念…
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: HID屋 T16 11990lx(ルクス) LED バックランプ 爆光 シングル 後退灯 12V 車用 車検対応 ホワイト 6500K 2個セット
明るさはとても良いのですが、取り付けて1ヶ月で片方のバルブが切れました。とても残念!
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: VELENO LED バックランプ T16 実測値 5800lm 6500k 爆光 純正同様の配光 無極性 車検対応 ハイブリッド車 対応 白 ホワイト 遅延機能搭載 特許技術 ヘッドライトクラス 後付け 2球セット 12v
買って1年半で片側が点かなくなった。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: fcl.(エフシーエル) T16 T15 LED バックランプ 白 6500K 車検対応 無極性 長寿命 爆放熱 12V 車専用 2個セット 5400lm ハイエース200系 ライズ シビック rav4 エブリィ da17w セレナ c27
保証期間は1年なので、メーカーは1年経てば消耗と判断するのかも知れないが、正直ガッカリした。
【最終結論】「暗くて怖い」から解放される、本当に選ぶべきLEDバックランプ
ここまで3つのLEDバックランプを比較してきましたが、結論としては以下の基準で選べば間違いありません。
- 「明るさ」と「安心」なら → HID屋(11990lx / 5800lm相当)
- 付加価値が欲しい → 点灯遅延機能付バックランプ → VELENO
→ 2色切り替えバックランプ → fcl.
「暗くて怖いバック駐車」から解放されると、夜間の運転ストレスが一気に減ります。
在庫がなくなる前に、気になるモデルをチェックしておきましょう。
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